はじめまして!
サラリーマンとして日中は勤務し、帰ったら新作のアニメをチェックする。といった平凡な毎日を10年間以上続けている私ですが、アニメの情報をさらに知る事でもっと深くアニメを楽しめると思い、記事を書いております!
アニメを観ていて迷った際は、参考にしてみて下さい♪
今回は「シャーマンキングの最終回」について紹介させて頂きます!
※この記事ではアニメでは明らかになっていないネタバレ情報も含みますので、予めご了承ください。
2021春よりリメイク放映が始まりました、大人気シリーズ
シャーマンキング
原作漫画を読んだことがない方で
「なんでこんな展開なの??」
「この能力は何??」
「なんでこんな能力使えるの??」
と感じる方は多くいらっしゃると思われます。
実際に私もその一人ですし、Twitterでも同じような悩みを抱えている方が多い印象でした。この記事を読んでくださっている皆様も同様な悩みを抱えているのではないでしょうか。
しかし、楽しくアニメに没頭したいと言う気持ちは皆さん同じなはずです!
「情報を精査してまとめてくれたものがあれば・・」
今回はそんな皆様の悩みを解決するべく、アニメを長年観続けている専門家とも言える私が簡潔に、皆様にお伝えいたします!
本記事ではシャーマンキングのメインともいえる
『伝説の最終回の秘密』を簡潔に紹介させて頂きます!
最後まで読んでいただければ「伝説の最終回」を完全に知る事ができるでしょう!
シャーマンキング
この記事を読んで下さっている皆様は、
「シャーマンキングって??」
「どんなストーリなの??」
なんて悩みは少ないと思いますので、長々しいあらすじは無しにして簡潔に説明して早速本題に進みたいと思います!
あらすじ
『シャーマンキング』とは
『週刊少年ジャンプ』にて1998年から2004年に連載された武井宏之の作品です。
『シャーマンキング』
それは、 森羅万象を司る星の王。
神や霊と交流できる「シャーマン」と呼ばれる者達が、
500年に一度「シャーマンファイト」でその座を争う。
そんなシャーマンの一人である少年・麻倉 葉の、
シャーマンキングを目指す戦いが、
2021年4月、完全新作TVアニメーションとして今、始まる。
引用:公式サイト
悪評高い伝説の最終回の内容とは
最終回に至るまでの流れを簡単に説明させて頂きます。
シャーマンキングになり人間を滅ぼそうとしている「ハオ」を止めるために主人公である「麻倉 葉」達はハオの寝込みを襲おうとします。
というのも、ハオと葉達との戦力差は圧倒的なもので、そのまま正面から戦っても勝てない事が判明したからです。
そのためシャーマンキングとなるためには一度深い眠りにつかなくてはならないので、「そこを襲おう」と考えたのです。
しかし、眠りについたハオを「十祭祀」が守っているので、ハオのもとに辿り着くためにはこの「十祭祀」を全て倒さなくてはいけません。
葉と仲間達は順調に祭祀達を倒して行きますが、巫力の消耗が激しいため、途中で一晩眠りについて休憩する事とします。
ここの休むシーンで、
「え!!!そんな時間あるの???」と当時の私は思っていました。笑
同じような感想を抱いた方もいらっしゃったと思います
そして、葉達は伝説の最後のシーン
葉「オレ達の戦いはこれからだ、」
「寝るぞーーーーー!!!!」
に至るのです、、、、
そしてその次のページでは
深い海の中でハオがつぶやきます…
ハオ「おやすみ」
葉たちのもとに集う仲間達
プリンセスハオ…(女装したハオの姿が描かれている)
(最終ページ)
え???????
夢オチ????
と当時は読者も騒然としました
これから最終決戦という所で
「急に夢で終了?」
「プリンセスハオ??」
「意味不明な最終回」
といったような感想が入り乱れました。
なのでシャーマンキング最終回は「史上最低」と悪評高いのです。。。
ナゼ急に完結してしまったの?
結論から先にお伝えしますと
『読者アンケートの順位低下による打ち切り』
ジャンプの絶対正義である読者アンケートの順位の低下が原因なのです、、、
シャーマンキングの連載開始当初は
「個性的なキャラ」
「爽快なバトルシーン」
が大人気でアンケートでも上位にランクインしていました。
しかし、物語が終盤になりシリアスで少し難解な話しが多くなり始め
ジャンプの読者層である『少年』には響かなくなってしまったと考えられます。
当時のジャンプは強すぎる!!!
でもそんなに大人気作品が、クライマックス直前で人気がガクッと落ちるなんてなんてあり得るの??
と当時の私は思っていましたが、それもそのはず
単純に他の作品が伝説級のものが多すぎたからです!!
シャーマンキングが打ち切りになった2004年のジャンプの他の掲載作品をご紹介致します。
- ワンピース
- ナルト
- ブリーチ
- デスノート
- アイシールド21
- ボーボボ
- 銀魂
- テニスの王子様
- REBORN(リボーン)
- D..Gray-man
- いちご100%
- 武装錬金
- ハンターハンター
- ピューっと吹くジャガー
- こち亀
強すぎ!!!!!!
どの作品も今でも語り継がれるような伝説級の作品ですよね!
流石のシャーマンキングと言えどこの作品達には勝つ事が出来ず、打ち切りとなってしまった訳です。
ナゼこんなに不完全な終わらせ方をしたのか
実はシャーマンキングは8週間前に打ち切りを宣告されており、物語も終盤でしたので
戦闘シーンや結果をダイジェストにして、無理矢理にでも綺麗にまとめる事はできたはずなのです。
ではナゼこのような不完全な終わらせ方にしたのか、、、
その理由を著者である「武井先生」はこう語っています
「ダイジェストによっての結論だけ見えるのでは、そこにはまるでまるで意味はなく
この作品にとって一番大切なことはそこに至る『過程』だと考えたからです。
それはただのワガママかもしれないけど、僕の中では葉とハオ、それにみんなの
最後の『ふんばり』のイメージがしっかりとありました
こればっかりは絶対に省略したくなかったのです。
中断という道を選ばざるを得なかったのですが、
取り敢えずの結末は必要で
それならまず現状だけははっきりさせておこう
という考えに至りあの形になった訳です。」
武井先生は中途半端なラストではなく
一旦の終わりとして、絶対に納得のいく終わりを描くという、強い意志があったんですね!
その意志が垣間見えるのが最終話の最後のページです
不自然な『みかん』が描かれていますよね
これは『みかん』→『未完』
という意味が込められているそうです!
真の最終回
シャーマンキングの急な幕切れから4年後の2008年に
382ページもの
新たに書き下ろしが追加され、真の完結篇を含む完全版が発売されました!
完全版の内容は『みかん』な物語では無く、残りの十祭司との戦いや
ハオとの完全な決着が描かれた感動的な最終回となっていました。
最終回の内容は実際に作品を読んで頂いた方が感動が伝わると思いますので
詳しくは語りませんが、決着を綺麗に白黒つける訳ではく、
「麻倉ハオ」・「麻倉葉」
共に最良の形を見つけていく旅をスタートしよう
と言った終わりになっています。
文面だけだと中途半端な結末に感じるかも知れませんが、実際に作品を読んで頂ければ
そのような感想を抱かずに、満足感に包まれながら読み終える事ができるはずです。
武井先生の想い
著者である武井先生はこう綴っています。
「オレが世界を救うなんて奴は信用しない。「やってやるぜ」っていう熱血マンが嫌い」
こんな発言をする方が
【ハオを倒して、世界を救って、一件落着】
なんて終わりにする訳がないですよね!
葉はハオと出会ってから一貫して
「ハオを救いたい」と思っていました
その気持ちは最後まで変わらず、
ハオを『倒す』のでは無く『救う』
というラストは最初から決まっていたんだと思います。
なので打ち切りの際に無理やりハオを倒して終わらせるのでは無く、
武井先生の描きたい本当のラストを、いつか描ける
「なんとかなる」
と信じ続けながら、とりあえず一旦の区切りという形で、中途半端ではありますが、
一区切りをつけ本当のラストが描けるまで、待ち続けたんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では「シャーマンキングの最終回の真相」について記事にさせて頂きました。
最終回の悪評が高いシャーマンキングですが、真相にはとても深い理由があり
武井先生の熱い想いがあった事がお分かり頂けたと思います!
この真相を知った後に最終回をもう一回読み直して頂くと、また違った感情が芽生えると思いますので
是非皆さんもう1度『シャーマンキング』を読み返してみて下さい!!
この記事を読んでいただくことで、より良い「シャーマンライフ」になることを祈っております。
今後もシャーマンキングに関する記事を書かせていただきますので、アニメを見ただけでは話しが全ては分からない!!という方は是非チェックしてみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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